ユリ科コバイモ

ユリ科コバイモ

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商品詳細

ユリ科コバイモ
Fritillaria japonica group (Liliaceae)


前書き
目次
第1部 はじめに
 第1章 和名の由来
 第2章 研究史
第2部 形態
 第3章 外部形態
  第1節 外部形態
  第2節 コシノコバイモの葉の変異
 第4章 内部形態
 第5章 奇形
第3部 生育地と生活
 第6章 生育地と分布
  第1節 生育地と分布
  第2節 富山県のコシノコバイモの環境解析
  第3節 コシノコバイモの光条件の調査と実験
  第4節 光合成
 第7章 混成植物
 第8章 1年の生活(13ステージ)
  第1節 形態による生活ステージの設定
  第2節 生活ステージの形態変化
  第3節 ステージごとの各器官の乾燥重量変化
  第4節 早春のステージの出現個体数変化
 第9章 物質分配
  第1節 花期と果実期のコバイモ類の器官別乾燥重量
  第2節 葉やつぼみの切除による同化量の違いと同化物質の分配
  第3節 葉やつぼみの切除が鱗茎の重さにおよぼす影響
 第10章 発芽から開花まで
  第1節 鱗茎の発根の温度条件
  第2節 鱗茎の発芽と種子の発芽に関する処理実験
  第3節 種子の発芽に関する実験
  第4節 種子の発芽から開花までの発育実験
 第11章 集団構成
  第1節 コバイモ類6種の集団構成
  第2節 コシノコバイモの集団構成
 第12章 開花時期と花
  第1節 開花時期
  第2節 コシノコバイモの花の紫外線吸収と反射
  第3節 コシノコバイモの花の咲く向き
  第4節 花の内部温度の測定
 第13章 ポリネーター
 第14章 開花個体と鱗茎の重さ
 第15章 繁殖様式
  第1節 花の性配分
  第2節 コシノコバイモは自殖か他殖か
 第16章 種子散布
  第1節 果実のサイズや種子数、及び種子の重量
  第2節 種子散布
第4部 系統と分類
 第17章 染色体
 第18章 コシノコバイモのB染色体の地理的変異
 第19章 分子系統解析
 第20章 バイモ属数種の花のフラボノイドパターンの比較
 第21章 系統と分類
 第22章 標本
第5部 栽培、その他
 第23章 栽培方法
  第1節 栽培方法
  第2節 鱗茎の成長に対する肥料と糖の効果
 第24章 人工雑種
 第25章 山草展と絵画
 第26章 保護、管理、利用
 第27章 コバイモイアン(コバイモ類愛好者)
 第28章 コバイモ類の取引、売買
第6部 分類学的整理
 第29章 分類学的まとめ
  第1節 学名の説明
  第2節 分類学的整理
 第30章 各種の図示と詳説
  第1節 ホソバナコバイモ
  第2節 イズモコバイモ
  第3節 ミノコバイモ
  第4節 カイコバイモ
  第5節 ヒゴコバイモ
  第6節 コシノコバイモ
  第7節 アワコバイモ
  第8節 トサコバイモ
  第9節 イワミコバイモ
  第10節 トクシマコバイモ
後書き
索引

エキストラページ1(バイモ属が最初に記載された本とその頁)
エキストラページ2(コバイモ類が最初に記載された本とその記載文)
エキストラページ3(日本人がコバイモ類を最初に記載した文献とその記載文)
エキストラページ4(明治初期の文献・『日本産物史』にみるコバイモ類)
エキストラページ5(明治17年の文献・『百合花鏡集』にみるコバイモ類)
エキストラページ6(世界のバイモ属の中のコバイモ類)
エキストラページ7(コシノコバイモが植物学雑誌の表紙を飾る)
エキストラページ8(バイモとその子房断面)
エキストラページ9(クロユリとその子房断面)
エキストラページ10(ヨウラクユリとその子房断面)
エキストラページ11(コバンユリとその子房断面)
エキストラページ12(バイモの花)
エキストラページ13(地上に出て来て直ぐのコシノコバイモの芽)
エキストラページ14(コバイモ類の葯の色)


2020年8月8日 初版第1刷発行
編著者 鳴橋直弘(大阪市立自然史博物館外来研究員)


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Fritillaria japonica group (Liliaceae) by N. Naruhashi (Editor and writer)

This book is a monograph of Fritillaria japonica group and is a summary of the results of half a
century of research. The group refer to the genus Fritillaria subgenus Japonicae Naruh. consisted
of 8 species and 2 hybrids. The text is in Japanese, but all figures and tables are with English
legend. Photos and illustrations are wonderful. Taxonomic treatment (pp. 289-413) is in English.
This book will be an indispensable book for world Fritillaria lovers.


Contents
Foreword p. 1
Contents pp. 3-6
Part One Introduction pp. 9-22
Chapter  1-2
Part Two Morphology pp. 23-69
Chapter 3-5
Part Three Habitat and Life pp. 73-216
Chapter 6-16
Part Four Phylogeny and taxonomy pp. 217-249
Chapter 17-22
Part Five Cultivation and others pp. 251-287
Chapter 23-28
Part Six Taxonomic treatment of Fritillaria japonica group pp. 289-413
Chapter 29-30
Postscript pp. 415-417
Index pp. 419-422
Extra page 1〜14 pp. 8, 12, 33, 24, 54, 64, 70, 72, 76, 90, 96, 104, 120 & 136

Paperback: 423 pages
Publisher: Self-publishing of N. Naruhashi
Language: Japanese
Product Dimensions: 29.7 X 21 X 2.6 cm
Weight: 1,512 g