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ホーム特別展解説書貝-その魅力とふしぎ-
商品詳細

貝-その魅力とふしぎ-

販売価格: 700円 (税込)
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平成16年7月17日〜9月5日に開催された「第33回特別展 貝─その魅力とふしぎ─」のガイドブックです。



はじめに

貝と地球とわたしたち
 「貝」という言葉から思い浮かべるもの…

  浜辺で拾ったサクラガイ
  お汁の中のアサリやシジミ
  磯で集めるガンガラ
  すしネタのアワビやアカガイ
  真珠を産み出すアコヤガイ
  貝ボタン
  「ヴィーナスの誕生」に描かれている巨大なホタテガイ

 私たちにとって、貝は自然を感じさせるとともに、食欲をそそり、おしゃれや芸術にも関係のある、さまざまなつながりをもった生きものです。
 ところが、私たちは貝を「生きもの」として見ていることがあまりないのではないでしょうか? 鳴き声をだすこともなく、派手に動き回ることもない動物です。具合が悪いと殻を閉じてしまいます。
 貝として知られている軟体動物は、海にも、川や池・湖にも、陸上にもすんでいて、生きものとしても私たちにとても身近な存在です。その種数は10万種以上で、動物の中では昆虫の次にたくさんの種が知られています。分布も寒冷な海から、熱帯の森林にまで及びます。殻は化石に残りやすいので進化や、過去の地球のようすを知る手がかりにもなります。貝を語れば、地球を、環境を、歴史までも語ることができるのです。
 この本は、みなさんが貝と親しみ、生きものとしてよく理解できるように作りました。
 ・身近にいる貝をさがしてみましょう。
 ・貝が生活するさまざまな場所とその環境について考えます。
 ・軟体動物としての体のつくり、一生、食べもの、身を守り子孫をふやす方法について、これまでの研究で明らかにされてきたことを紹介します。
 ・環境問題や最近減っている貝、外国から入ってきて増えている貝についても考えます。
 ・食料としての貝、装飾品としての貝など昔からのさまざまな利用方法についても見ていきましょう。
 貝を通して人間と自然とのつながりの深さを知ることができれば何よりです。

 執筆は、II章1を川端清司、II章2を石井久雄、VII章4(2)を波戸岡清峰、VII章4(3)を和田岳が、残る本文を山西良平が行いました。貝のふしぎのコラムは、その2(マテガイの項)を中条武司が、その他を石井久夫が執筆しました。




目次


はじめに:貝と地球とわたしたち
I.貝をさがそう
 1.家のまわりの貝
 2.田んぼの貝
 3.ハイキングでみつかる貝
 4.磯観察や岸壁でみつかる貝
 5.潮干狩りでとれる貝
 6.砂浜でひろう貝
 7.漁港であさる貝
 8.食卓の貝・店先の貝
II.貝ってなに?
 1.貝殻をもつ動物はいつ地球にあらわれた?
 2.化石からたどる軟体動物の進化
 3.原始的な軟体動物
 4.軟体動物のグループわけ
 5.軟体動物のからだ
 6.貝殻をもたない軟体動物
 7.軟体動物とは
 8.軟体動物ではない貝
III.貝のすみ場所
 1.海底にすむ貝
 2.海岸にすむ貝
 3.河口にすむ貝
 4.川や池・湖にすむ貝
 5.陸にあがった貝・水にもどった貝
 6.寄生する貝
IV.日本周辺の貝の分布
 1.海の貝
 2.淡水の貝
 3.陸上の貝
V.貝のくらし
 1.身を守る
 2.動く
 3.動かない
 4.食べる
 5.貝の一日
VI.貝の一生
 1.貝のオス・メス
 2.卵の産み方
 3.生まれたときは?
 4.貝の変態
 5.貝の一年
 6.貝の寿命
VII.動物たちによる貝の利用
 1.居候
 2.貝殻にとりつく
 3.カキ礁・二枚貝床にすみつく
 4.空き殻の利用
 5.貝を食べる
 6.貝に寄生する
VIII.貝とわたしたち
 1.貝の利用
 2.危険な貝
 3.増える貝・減る貝
IX.貝をあつめよう
 1.貝殻集め
 2.生きた貝の採集
 3.標本づくり
 4.名前しらべ
 5.貝のコレクション
 6.収集から研究へ
X.貝の本の紹介
.参考文献
 付表.現生軟体動物の分類表



◆貝のふしぎ◆
その1.毛のはえている貝がいる
その2.穴に塩を入れたら出てくる貝がいる
その3.巻貝は北半球でも南半球でも右巻きが多い
その4.成長すると巻き方が逆になる巻貝がいる
その5.ホタテガイには目がたくさんある
その6.貝殻をとられたカタツムリはナメクジにはならない
その7.二枚貝と巻貝はもともとそっくり
その8.貝殻をつくるタコがいる
その9.海に浮かんで暮らす貝がいる
その10.二枚貝はシュノーケルで砂にもぐっている
その11.淡水にすむ貝は綺麗になれない
その12.地下で暮らす貝がいる
その13.年中フロに入っている貝がいる
その14.二枚貝は陸上で暮らせない
その15.魚に寄生する貝がいる
その16.二枚貝も歩く
その17.水面を歩く貝がいる
その18.アワビを岩からはがすのに力はいらない
その19.岩に穴をあける貝がいる
その20.毒矢を飛ばす貝がいる
その21.畑をつくる貝がいる
その22.アメフラシは何匹もが数珠つなぎになって交尾する
その23.二枚貝のオスとメスは顔もあわせないで子どもをつくる
その24.巻貝は頭の上からウンコする
その25.カタツムリは殻にひっこんだままで200日以上生きられる
その26.100年以上生きる貝がいる
その27.アサリの中だけで暮らしているカニがいる
その28.アワビのウンコを食べて暮らす貝がいる
その29.捕食者に食べられるように貝をあやつる寄生虫がいる
その30.エスカルゴみたいにナメクジも食べられる
その31.ゴマ粒より小さい貝がいる
その32.世界最大の貝は小錦なみに重い


□B5版 70頁


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