大阪層群の総合層序図クリアファイル

大阪層群の総合層序図クリアファイル

販売価格: 330円(税込)

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商品詳細

大阪層群の総合層序図クリアファイル


日本で最も詳しく研究された第四層のひとつ、大阪層群の総合層序図クリアファイル。
同じ図が大阪市立自然史博物館本館 第2展示室のパネルでもご覧いただけます。

図の部分以外は透明で、中の書類が見えやすくなっています。

A4サイズ用(310×220mm)

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大阪平野には、約350万年前以降、地層がたまるようになりました。大阪平野の地層には数十層の火山灰層と、約20層の海成粘土層が挟まれています。火山灰層は1層ずつ区別され、重なる順番が明らかにされています。海成粘土層は、120万年前以降にたまるようになり、世界的な気候変動の温暖期と対応しています。地層のたまった順番が詳しく調べられているため、植物や動物の化石の時代が明らかにされています。植物化石や花粉化石からは、温暖な気候の土地に生える植物が寒暖の繰り返しのなかで徐々に姿を消してゆき、代わりに寒冷な気候でも平気な植物に入れ替わって行ったことが分かります。動物化石のうち、ゾウの仲間の種類が時代によって変化することが分かっています。特に寒冷な氷期にアジア大陸と日本列島が陸続きになり、新しい種類のゾウの仲間が入ってきたと推測されています。

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監修・解説:石井陽子(大阪市立自然史博物館学芸員 第四紀研究室)

企画・制作:はくラボ[大阪自然史センター]



素材:国産PP(ポリプロピレン) 半透明
厚さ:0.2mm