ミニガイドNo.6「スズメバチとアシナガバチ」(改訂版)

ミニガイドNo.6「スズメバチとアシナガバチ」(改訂版)

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商品詳細

はじめに

スズメバチやアシナガバチのすみかである低山地で低地造成がすすみ、ハチになじみのない市民が移り住むことによって、ハチとのトラブルが近ごろふえてきています。残留性の低い農薬が使われだして、ハチがふえたことも原因かもしれません。ハチとヒトは共存できないのでしょうか。一般に恐れられているこれらのハチの種類と習性を知ることによって、かなりのトラブルを減らすことができると思います。里山では昔からハチとヒトはなかよく一緒に暮らしてきたのですから。

この本には、スズメバチやアシナガバチの種類を自分で調べられるように、西南日本でよく見られる種類の見わけかたや、巣とはたらきバチの全形図をのせました。そしてハチの巣ができたときの対応の方法などを紹介しています。各種の説明の中にそのハチの過去の採集記録を地名で記してありますので、大阪付近のどういうところにどういうハチがすんでいるかを、知ることもできるでしょう。これからのハチたちとのつきあいに、参考になればさいわいです。(本書「はじめに」より抜粋)



もくじ

■スズメバチの生活
■アシナガバチの生活
■ハチにさされないためには
■ハチにおそわれたら
■ハチにさされたら
■巣を見つけたら
■スズメバチの見分けかた
■アシナガバチの見分け方

01. オオスズメバチ
02. キイロスズメバチ
03. コガタスズメバチ
04. ヒメスズメバチ
05. モンスズメバチ
06. チャイロスズメバチ
07. クロスズメバチ
08. シダクロスズメバチ
09. ツヤクロスズメバチ
10. キオビホオナガスズメバチ
11. フタモンアシナガバチ
12. セグロアシナガバチ
13. キアシナガバチ
14. ヤマトアシナガバチ
15. キボシアシナガバチ
16. コアシナガバチ
17. ムモンホソアシナガバチ
18. ヒメホソアシナガバチ

■ハチの種名の検索


□編著:大阪市立自然史博物館(金沢 至・松本吏樹郎 図:金沢 至、故 日浦 勇、松本吏樹郎)
□発行:特定非営利活動法人 大阪自然史センター
□発行日:1990年3月22日(初版)
2006年7月31日(改訂版)
2018年8月31日(第3版)
□A5版 44頁