Nature Study [ 54巻 9号 ]

　□ ミツバチ観察記録（13）タイのミツバチ　／　菅原　道夫
　□ ミュージアムウィークス大阪2008
　□ 小難しい学芸員のやさしい小咄 - 海辺で地震！さてどうする？ -　／　中条　武司
　□ むかし堺市で採れたきのこ　／　佐久間　大輔
　□ 特別展「地震展2008」を開催します
　□ 出張！自然史博物館 - 地震 - のご案内
　□ 特別陳列「鳴く虫巡回展」
　□ 大阪府箕面市でのコマドリの越冬例について　／　今城香代子・前田勝男・山田克己

[ 表　紙　－サンカクフジツボ－ ]
ダーウィンはフジツボの研究に8年間を費やし、多くの新種を記載した。彼が整理した分類体系は、現在でもフジツボ分類学の基礎となっている。彼が記載したフジツボは大阪湾でも見られる。湾岸に生息する役14種類のうち、ヨーロッパフジツボ、サンカクフジツボがそれにあたる。ヨーロッパフジツボとタテジマフジツボは20世紀に日本に移入した外来種だが、表紙のサンカクフジツボは全世界に分布している。名前は殻口の形に由来する。ダーウィンというと遠い国の人のように思えるが、実は私たちの足元にその名をとどめている。
　　　2008年6月8日、和歌山市戎崎にて。殻底径はそれぞれ役5mm〜1cm。　＜石田　惣 ： 博物館学芸員＞

2008年9月10日発行　B5版　12頁


「 Nature Study 」は博物館編集・自然史博物館友の会発行の月刊誌です。
自然史科学に関する話題が満載、生物（動物／昆虫／植物）・地学（古生物／岩石／鉱物など）の各分野の記事や
大阪周辺の自然についての記事、また短報など、あなたが興味のある分野がきっ載っているはずです。
自然史科学の話題をやさしく紹介する「ジュニア会員のページ」や「ネイチャーサロン」も人気コーナーのひとつ。
また、博物館のイベントや友の会の行事などももらさず掲載しています。
毎号美しい自然写真の表紙ですが、博物館で開催する自然写真コンテストのなかから選ばれた優秀作品が
本誌の表紙を飾ったりなども。

毎月10日発行　B5版　12頁（号によって違う場合あり）

編集　大阪市立自然史博物館
発行　大阪市立自然史博物館友の会


「自然史博物館の観察会の情報をもらさず知りたい」という方には、
本誌にすべてのイベント情報が掲載されていますので「友の会」へのご入会がおすすめです。
このほか、友の会では、毎月おこなわれる月例ハイキングや合宿など、博物館とは一味違う行事も開催しています。

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