【支援商品】ステッカー「OMNH的アマビエ」

【支援商品】ステッカー「OMNH的アマビエ」

販売価格: 500円(税込)

在庫数 4枚
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商品詳細

 
【支援商品】ステッカー「OMNH的アマビエ」

このネットショップと大阪市立自然史博物館ミュージアムショップを運営している、
大阪自然史センター[はくラボ] への支援付きステッカー。

疫病退散に御利益があると伝えられている妖怪「アマビエ」の大阪市立自然史博物館(OMNH)バージョン。
石田学芸員のツイートをきっかけに生まれたグッズです。
<直径50ミリ 光沢塩ビ 屋外使用可>

暗闇で光るバッジもあり。
https://omnh-shop.ocnk.net/product/1843

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熊本の海で毎晩光る物があり、役人が行ってみると姿を現したのが「アマビエ」だったといいます。内湾の砂泥底で光るもの・・・私が真っ先に思いつくのはウミサボテン(Cavernularia elegans)という生き物です。熊本の沿岸にもたくさんいます。ウミサボテンはイソギンチャクやサンゴに近い刺胞動物の仲間です。昼間は固く縮んで砂の中に潜っていますが、夜になると50cm以上に伸びて海底に立ち上がり、体を覆うポリプの触手がプランクトンを捕らえます。そして驚くべきことに、波に揺れると全身のポリプが緑色に光るのです。刺激を受けたところから前後に光の帯が走る様子は、まるでネオンサインのようです。群生する海域で潮が低い日なら、沿岸からでも見ることができます。でも、なんのために光っているのかはよくわかっていません。そして夜が明けるとまた砂地に潜り、姿を消してしまいます。その昔、妖怪と思った人がいても不思議はないでしょう。
というわけで、自然史博物館的にはウミサボテンこそがアマビエさまではないかと思い、この姿を描き写してみんなに広めます。どうか新型コロナウイルス感染症が、一日も早く収束しますように。

石田 惣(大阪市立自然史博物館 動物研究室 学芸員)

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※普通郵便での発送となります

監修:石田 惣(大阪市立自然史博物館 動物研究室 学芸員)
イラスト:ニシザワマキコ(大阪自然史センター[はくラボ]
企画・制作:大阪自然史センター[はくラボ]

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認定特定非営利活動法人 大阪自然史センター[はくラボ]

大阪を拠点に、自然を学び、自然を見つめる楽しさを伝えるため、
自然科学の発展と普及を促すさまざまな事業活動を展開しています。
http://www.omnh.net/npo/