近畿地方植物誌 「村田 源 / 著」

近畿地方植物誌 「村田 源 / 著」

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商品詳細

近畿地方植物誌 「村田 源 / 著」

原色日本植物図鑑(保育社)の著者として有名な村田源先生は、昭和29年に兵庫県生物学会会誌「兵庫生物」に京大理学部所蔵標本にもとづく「近畿地方植物誌」の連載をはじめられました。 途中、連載は平成元年から近畿植物同好会の「近畿植物同好会会誌」にひきつがれ、通算45回、50年かけて平成16年春に完結しました。 「近畿地方植物誌」は近畿地方に自生する顕花植物の標本に もとづく記録として重要で、「レッドデータブック近畿」を編集する際の基礎となり、現在でも近畿のフロラを概観する上で欠かせないものです。 しかし、すでに初期の掲載誌は入手しがたいうえ,全体の索引がないために,一般には利用しづらい面がありました。 そこで、連載の完結を機に「レッドデータブック近畿研究会」が 植物誌1〜45を複製、索引のほかに「近畿地方の植物分布概説」と 「2004年版近畿地方植物分布図文献目録」その他をつけて1冊の本に編集し、特定非営利活動法人「大阪自然史センター」から出版しました。

 

もくじ

■はじめに 1p

■本書の構成と利用にあたって 2p

■近畿地方の植物分布概説 3〜16p

■近畿地方植物誌(目録) 17〜205p

■正誤表 206〜214p

■科名・和名索引 215〜235p

■2004年版近畿地方の植物分布図文献目録 237〜249p

■索引 250〜257p

 

B5版 257頁(ハードカバー)

発行 2004年12月20日 初版 著者 村田 源

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本書は、兵庫県生物学会の会誌「兵庫生物」および近畿植物同好会の会誌「近畿植物同好会会誌」で、村田源先生が連載された「近畿地方植物誌」を1冊の本にまとめたものです。

連載では、村田先生が京都大学理学部植物学教室の標本室に収められた標本を調査し、それぞれの種ごとに標本の採集地などの情報をリストアップし、目録化されています。
「近畿地方の植物分布概説」というパートが約10ページございますが、その他のパートは図版はほとんどなく、主に目録となっております。